音楽療法の作用 音楽の要素である「メロディー、ハーモニー、リズム・タクト(拍子)」は、人間の各部位の働きと呼応しており、「思考、感情、意志」のバランスを整えるよう導きます。療法士の演奏を聴く、自らの楽器を鳴らす、歌うなどしながら響きの作用を通して働きかけます。どの人にも内在する「聴く力」を引き出しながら、緊張や不安を和らげたり、自己調整力やコミュニケーション力を高めていきます。音楽療法の対象者は幅広く、乳幼児期から終末期まで人生すべての段階の方々をサポートします。